ハグロソウ 葉黒草 Dicliptera chinensis




   キツネノマゴ科ハグロソウ属の多年草です。日本、中


  国、朝鮮半島南部、台湾に分布します。名の由来は、葉


  が黒っぽく暗緑色である事から。二枚の唇形花は中国の


  古諺:「獅子の大口」の事から台湾では「華九頭獅子草」と


  名付けられると言われている。


 


   山地の木陰に自生します。茎は四角形で毛があり、ま


  ばらに枝 分かれして草丈3080cmになります。葉は対


  生。楕円形から披針形で、暗緑色で全縁、先端は尖りま


  す。枝 先や葉腋から花柄を出し、2枚の苞の間から紅紫


  色の花を出します。苞は葉状の広卵形です。花先端が2


  しますは二唇形の合弁花で、上下に つぶれた形で薄っぺ


  らく面白い形である。花弁内側には赤褐色の斑紋があり


  ます。雄しべは2本が下唇に沿い、雌しべ2本が少し上向


  きになり。花柱には細かな毛があります。果実は蒴果で


  熟すと2裂しの種子4個を出します。


 



        



   中国の古典にも記載されている薬草で、漢方の生薬名


  を爵床(しゃくじょう)と言い、関節炎、風邪の解熱


  剤、古くは目薬としても使われた。



   立秋の頃から道端や野に小さな花を付け始め、しばし

  ば群生し、小さいながらも良く目立ち…。



    

    ✿花は
2枚の包葉に包まれる

    雄しべの葯は八の字型に並んで花糸に付く


    花弁2枚で雄しべ2本は長く伸び、雌しべの柱頭は2     裂する

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